あなたのこだわりこそが強み。【ストレングス・ファインダ―を受けられる4冊の本】

※注意 この記事で紹介した4冊の本にアマゾンのリンク(青字で下線がついている部分をクリックすると、アマゾンの各書籍のページにジャンプします)をつけましたが、アマゾンでは新品と中古品が紹介されています。中古品を購入されると、ストレングス・ファインダーテストを他の人がすでにやっている可能性があるため、テストを受けたい場合は、アマゾンの「新品」を購入してください。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう
マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン著
日本経済新聞社 2001年11月
http://amzn.asia/6Z7dSU6

という本をご存じでしょうか。(写真前列左)

この本や他の何種類かの本にストレングス・ファインダー(強みの土台となる資質を見つけるテスト)を受けられるコードがついていて、私は2002年以来、4回テストを受けました。

強みはあまり変わらないとか、多くの人は、5つのうち4つは同じであることが多いそうなのですが、私が受けた4回のテストでの34の資質の上位5つの推移は、以下の通りです。

2002年3月7日

社交性

戦略性

学習欲

最上志向

親密性

2005年10月20日

コミュニケーション

最上志向

社交性

収集心

ポジティブ

2013年4月ごろ

最上志向

戦略性

着想

ポジティブ

未来志向

2017年6月5日

活発性

最上志向

ポジティブ

戦略性

達成欲

 

これを見てわかるのは、4回のうち、4回とも「最上志向」が入っていること。
4回のうち、3回で「戦略性」と「ポジティブ」が入っていること。

つまり、私はどんな仕事でも、常にベストを尽くすし、相手をベストに近づけるのが、苦もなくできる。むしろそれが楽しい。(最上志向

そして、リスク管理(こういう時にはこうしよう)や、段取りや、さまざまな打ち手を考えたり実行するのが楽しい。(戦略性

さらに、直近の結果に出てきた活発性Activatorと達成欲(Achiever)。

この二つが出てきたのは、一つには、昨年11月から始めた、あるタスクを日々達成する取り組み(達成欲)のお陰でしょうし、一つには、活発に行動することが大好き(活発性)という自分を、客観視できたからだと思います。

ストレングス・ファインダーは、自分で直感的に選択肢を選ぶテストなので、自分を良く知ってこそ、本質的な結果が出てくるのでしょう。

特に、思いがけなく嬉しかったのは、活発性(Activator)。動詞にすると、activate(活性化する)。私は、act や active は知っていても、 activate という英語の単語はあまり意識したことがなかったのですが、日本語では確かに「組織を活性化する」とか、「自分の中の強みを呼び覚ます」、つまり、化学反応が起きて、沸き立つ感じを常にイメージしています。

そして、同じ活性化するにしても、ネガティブに沸き立つのではなく、私の強み「ポジティブ」に支えられた、前向きな化学反応にフォーカスしています。

つまり、自信が増えたり、チームの一体感や信頼感が増す感じ。それは、私にとって、とても大事なプロセスです。だから私は、この結果が出て以来、屋号を ACL(Activate our Career and Life)に変えました。

あなたはどうでしょう?

あなたの強み、あなたのこだわりはどんな点にあるのでしょうか?

よかったら、ぜひ、最新版の

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版
ストレングス・ファインダー2.0
トム・ラス著
日本経済新聞出版社
2017年4月
http://amzn.asia/eqTnBdc

を購入して、テストを受けてみてはいかがでしょう。

 

ストレングス・ファインダーが受けられる本を、他に2冊紹介します。

ストレングス・リーダーシップ
さあ、リーダーの才能に目覚めよう
トム・ラス&バリー。コンチ―
日本経済新聞出版社
2013年3月
http://amzn.asia/aVFYRR5

あなたのフォロワー(部下)があなたについてくる4つの理由、信頼、思いやり、安定、希望の観点から、あなたの強みを活かす行動アイデアが多数提案されています。他にも、世界的な企業や組織のCEOが強みを活かして達成した事例など、興味深いエピソードが満載です。

心のなかの幸福のバケツ
仕事と人生がうまくいくポジティブ心理学
トム・ラス ドナルド・O・クリフトン
日本経済新聞出版社
2005年5月
http://amzn.asia/3UNXBtF

2017年版の著者トム・ラスは、2002年版の著者ドナルド・O・クリフトンの孫。死期が迫ったドナルドが、トムと共にこの本を書いたいきさつが書かれています。併せて、トム自身も、命に関わる病気とどのようにして向かい合ってきたかが、書かれています。

この本で書かれているのは、 シンプルな考え方ですが、とても大事な「相手の心のなかのバケツの水を増やすことで、自分の心のなかのバケツの水が増える」こと。

つまり、エンカレッジメント(勇気づけ)のすすめ。この勇気づけ、私もとても大事だと思っているものです。私にとって勇気づけは、ライフワーク、生涯のミッションの一つだと確信しています。

勇気づけを人に与え、自分に与えることの大切さに気づくには、早ければ早いほどいい。だから、あなた自身はもちろん、あなたのお子さんやお孫さんにも、よかったら、この本をプレゼントしてほしいものです。(↓下の写真の後列が「心のなかの幸福のバケツ」です)